ダンヒルは総合ブランドメーカーに

ダンヒルは高級ライターの代名詞だったわけですが、百円ライターの出現は、このダンヒルを始めとするライターメーカー達の太平楽な稼ぎ方に鉄槌を下したわけです。
国産メーカーは間もなく倒産が相次ぎました。
今、まともな国産メーカーはあるのかな?
私も、ここ数年来タバコをやめています。
禁煙、節煙は、世界的な傾向ですね。
さすがのダンヒルも、世の流れには抗えません。

ところで、ライターはタバコを吸わなければ何の存在価値もありません。
ダンヒルのライターでも同じです。
利用価値がたった一つだけ、火をおこすことだけですから。
実用性がなくても装身具になる腕時計とは決定的に違います。

腕時計は幸運でした。
実用的な性能面でセイコーやシチズン製品に勝てないことを見越すと、欧米の老舗の時計メーカーは、腕時計のアクセサリー性に目をつけました。
性能面には目をつぶったのです。
特にこの頃はブランド物の時計メーカーなど、まさにまっしぐらにアクセサリーとしての機能一点に絞り込みました。。
当初はイバラの道でしたが、やがてそのアクセサリー性に特化した腕時計に注目が集まります。
そうしたメーカーの努力の甲斐あって、ブランド物の時計は今すごいブームになっています。
時計が装身具の一面も持っていたからこそですね。

すっかり話が飛んでしまいましたがライターに話題を戻します。
国内メーカーだけではなく、さすがのダンヒルもぐらついたでしょう。
ライター製造が儲からなくなってきます。
そこへ追い討ちで、世界的な禁煙運動です。
ライターを始めとする喫煙具と、ダンヒルブランドのタバコだけでは生き残れなくなりましたが、ダンヒルは、最近は総合ブランドメーカーとして見事に再生しました。
こうなると、ダンヒルブランドの持つネームバリューが生きてきます。
少なくとも、年配者にはそのダンヒルのネームバリューは充分通用します。
そうすると不思議なもので、若いファンも急増中とか・・・

ライターは昔ほど暴利を取れないでしょう。
ダンヒルでも大体、5万円位からで販売しています。
大ダンヒルとしては、細かい商売になっちまいました。