そのくらいダンヒルは有名でしたし、高級ライターの代名詞でもありました。
もうずいぶん昔のことになりますが、国産のライターメーカーなど束になってもダンヒルの牙城は崩せなかったものです。
で、年配者は当然、若い方でも、ダンヒルを持つことがステータスだったのです。
いつごろでしたかね、百円ライターが出現したのは。
この百円ライターのおかげで、ライター市場は大揺れです。
それまでは、ダンヒルをトップにした高級ライター市場(高級装身具市場)と国産メーカーを中心にした普及品ライター市場が併存していました。
それでも、ライターと言うものはケッコウなお値段でしたよ。
普及品といえども数万円したものです。
サラリーマンの初任給が数万円の頃でしたから、国産品といえどもライターを持っているだけでステータスになっていたことがお分かりでしょう。
そのころのダンヒルのライターと言えば・・・
先ほど申し上げたように、国内市場は高級品と普及品とで完全に棲み分けができていましたから、ライターメーカーは儲かっていたようです。
儲かるのは当然高級品のほうですから、ダンヒルの儲けは段違いです。
わが世の春だったでしょうね。
これらライターメーカーの経営者の色々な逸話が残っています。
ご存知の方もケッコウいらっしゃるのではないでしょうか。
タバコを吸う私なんかは、もっぱらマッチでした。
ダンヒルなんて関係なかったです。
国産でも関係ないころでしたから。
家では徳用マッチといって大きな箱にギュウギュウにマッチの棒を詰め込んだ物を使っていましたし、マッチを集める為に喫茶店に通ったりもしました。
その頃は喫茶店でマッチを無料でサービスしてくれたものです。
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